2006/10/16

書評/とらドラ!

とらドラ!とらドラ!(2)とらドラ!(3)


少し前に3巻まで買い置きしていたものの、存在を忘れてしまっていて、先日ようやっと発掘して読みました。
まだ1巻読了して2巻の頭くらいですが。

ライトノベルでありながら魔法無しセカイ無し異能バトル無し。ともすれば地味な作品に思えがちだけどこれがすごくイイ。
極め付けにエキセントリックな少女逢坂大河と、顔「だけ」やたら凶悪な高須竜児の勘違いから始まるちょっと切ないラブコメです。はいそこお前にゃ似合わないなんて言わない!
基本的にはドタバタ要素が強いんですが、シリアスな部分は本当にシリアス。ライトノベルにありがちなご都合主義的恋愛模様と違って、互いに少しずつ惹かれていく様がとても丁寧に描かれているあたり、作者が女性(多分)ならではですね。
特に"最後の夜"に二人で電柱を蹴りながら胸の内を吐き出しあうシーンのものすごく心地よい青臭さ、これぞ青春って感じで、あんまり波乱のなかった自分の10代を思い出してちょっぴり寂しい気分になりました。
まー自分の山あり谷ありな青春は20代前半でしたから。
リアル10代よりも、青春が終わってしまった人にこそ読んでもらいたい逸品。

で、もちろん大河はツンデレです(笑)。微妙に初期のルイズ様に似ているかも。

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2006/07/18

巨星墜つ

作家ミッキー・スピレイン氏が18日、サウスカロライナで死去しました。享年88歳。

http://news.search.yahoo.com/news/search?p=spillane&c=

氏の代表作マイク・ハマーシリーズは自分をハードボイルドの世界に誘った作品で、地道な聞き込みなんかすっ飛ばして悪党は問答無用で〆あげる、それでも言うこと聞かない奴には怒りの.45口径が火を噴くというとてもこの上なく分り易いストーリー。
それゆえにお上品なチャンドラーやハメット辺りと比較して「俗流」なんて称号も貰っています。80年代から始まった新シリーズのタイガー・マンシリーズも異様に血生臭くてぶっ壊れた世界を醸し出していて、確かに「俗流」です。気取った文壇の面々の顔を顰めさせる事が趣味だったのだろうかとすら思えます。

しかしこの人の作品の底流には貧困に喘ぎ、犯罪を犯さざるおえなくなった人たちと、そんな人たちを作り出す世の中や、それを利用する巨悪への熱い怒りが流れている気がします。マイクは共産主義嫌いとかいう設定ですが、作者自身はどうだったんでしょうね。一度アカ疑惑をかけられたこともあったそうですが。

ともかく自分が先日ミリタリーモデルのガバメント買ったのも偏にマイク・ハマーへの憧れでして、自分の中ではゲバラに匹敵するヒーローですよマイクは(笑)
本当におしい人を亡くしました。お疲れ様フランク。

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2006/05/29

ジオブリ12巻


12巻はアクション少な目で、化け猫や神楽に纏わる謎の核心に触れる内容となっています。
前半部は前巻から引き続きM4号との戦いとなっていますが、神楽メンバーの活躍は殆ど無し。主任とハウンドとオスプレイもどきのバラクーダが三大主役状態。というか主任、美味しい部分全部持ってってるし。
ちなみに皆が命がけで戦っている間本来の主役田波は成沢とデート中でした(笑)

後半は「あの女」を中心にすえて化け猫の存在そのものに迫る展開。最近「ワイルダネス」に引っ張られる感じで以前のコミカルさが無くなってやたらシリアスな展開ばかりです。
化け猫は人の認識が生み出した情報生命体という事ですが、それが明るみになった所で大して展開が変わるわけじゃないんですよね。むしろ過去の神楽に起こった事件と、初登場のまや二号の方が気になりますね。
加えて黒猫と「あの女」と厚生省と神楽、謎は深まるばかりです。

所で矢島隊長が使っているカービン銃が気になります。雰囲気的にはM4ベースっぽいですが・・・。

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2006/04/23

【推選図書】幻の豹

えー、先日ウクライナからもと日本兵の方が帰国されましたが、それに関して以前読んだある漫画を思い出しました。
タイトルは「幻の豹―The panther in Ukraina 1950 」。
占守島でソ連軍に降伏し、捕虜となった日本兵がウクライナの収容所内で知り合ったもとドイツ戦車兵と共に反スターリン活動に巻き込まれてゆくという話で、鹵獲されていたパンターを強奪し、T-34/85をぶっ飛ばして脱走、追っ手のJs-2と激戦を繰り広げるシーンは自営業先生にも負けない迫力です。
作者の滝沢氏は主に航空戦記を描いておられますが、陸戦も描けるんですよね。
ラストのいつか必ず日本に帰るんだ!と去ってゆく主人公の姿には感動&泣けますです。
きっと彼も日本に帰ってこれたんだと信じたいですね。
スペクタクル度や兵器カタログ度はやや低いですが、ストーリーは良く練られていてお薦めです。
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2006/02/17

Стоп!

えーここ最近雨が降っていたり忙しかったりで模型触っていません。

ネタが無いので本日は我が心の本(笑)を紹介しますよ。

maidsukii







自分を共産主義の虜にした(爆笑)火葬戦記、クリムゾンバーニングです。
アメリカが共産化されているという突飛も無い設定、全編に散りばめられたネット系ネタ、アニメネタ。佐藤大輔調の文体で、佐藤大輔には絶対出来ないお馬鹿な展開をやってしまう猛者です。
というか大ちゃん教信者にいつ刺されてもおかしくない悪寒。
大ちゃんより皮肉がキツイのも個人的ツボかも。
赤星ヘルキャットとか激しく作って見たいなあ。
そしてメインはやっぱり劇中小説「社会主義はメイドスキー」でしょう。知らない人でも名前くらいは聞いたことあると思います。


三木原氏は去年の夏頃大石英司センセ(パソ通時代からの友人なんだとか)のブログにふと現れて新刊執筆中と言ってましたが、未だに出ません ('A`)
テカテカと楽しみにして待っているのに・・・もう頭もテカテカになりそうです。新刊щ(゚Д゚щ)カモォォォン



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2006/01/28

さらばカタロニア戦線 読了

スティーヴン・ハンター氏極初期の作品ながら本邦に紹介されたのはかなり最近という「さらばカタロニア戦線」をようやく読了しました。
日本人には馴染みの薄いスペイン内戦(資料本読んでからは自分はスペイン市民戦争と呼んでます)を舞台にした作品で、義勇兵としてスペイン入りしたイギリス人ジュリアンがソ連に内通している可能性があるため、彼のかつての親友だった青年フローリーがMI6に脅しすかしされて彼を始末するべくスペインに潜入するという話なんですが。
いやこうきたかという展開。
イートン校出身者にはゲイが多いという噂はありますが、うむむむ。
それでもクライマックスでコンドル軍団の進撃ルートにある橋梁爆破作戦は手に汗握る迫力です。迫る二号戦車!MG34を振りかざしてファシスト軍を食い止めるジュリアン!
不思議と人を惹き付ける魅力を持つ美貌のジュリアンと今一つ風采の上がらないフローリーという組み合わせは最近のタフな男の世界をメインに書いているハンター氏しか知らなかった自分には意外でした。
スペインが舞台というだけあってどこかエキゾチックなムードが漂っていて結構気に入った作品です。

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2006/01/26

心と体は別なんだからね!

さて一月も終りです。そろそろペース上げていかないといけない今日この頃。

久々にブコフを覗いてきました。(言ってる事とやる事が違うのは仕様です)
どうも今年の後半にオールデイズなジェット機の祭りがあるとの未確認情報をキャッチしましたのでなんとなくそれっぽい本を漁ってみたり。
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フィクション、ノンフィクションそれぞれの戦記を漁ってみたり。
P1010003





あんまりゆっくり本読む時間無い癖に色々買い込んで積むばかり。うーむ、やっとることは変らんですね。
他にもちょっと恥ずかしい萌え萌えな本を買ったりしたのはナイショだ。

ちなみに、初期ジェット祭りですが混合動力機もアリなんでしょうか。一機だけしか作られなかったアレがストックにあるもんで。



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2005/12/25

時代劇漫画だよ全員集合

年末時代劇スペシャルが無くなったのはいつの頃からでしょうか。
普段見かけない売れない芸人を人海戦術よろしく集めて予定調和の笑いを提供するしか能が無いバラエティー特番なんか要りません。時代劇やれよ。

今回は自分の読んでいる時代劇漫画を紹介します。


はい、まずは基本ですね。有名な漫画なので物語紹介はすっ飛ばします。設定年齢以上(以下の人もいるけど・・・笑)に艶っぽい女性キャラ、独特の疾走感溢れる殺陣、考証云々糞喰らえな程のパワー、ややキワモノ時代劇ですけどとりあえず読んどけって感じです。ただかなり前から展開が遅くて冗長になっているのが難点。いつまで万次切り刻み続けるんですか?




まだ始まったばかりの作品ですが、現時点では正直あんまり面白くないです。どことなく色んな同系列作品の寄せ集めという感じが強く、この作品ならではというセールスポイントに乏しいというか。
とは言えようやくプロローグが終わったという程度なので、今後この兄弟にどのような役割を演じさせるかで化ける可能性はありますね。作者は力量ある人なので今後に期待と言う事で・・・。




現在最もイチオシのシグルイです。作者の山口氏は名作、覚悟のススメ以降やや迷走期が続いていましたが、ここに来てようやく持ち前の力量を活かせる場を得たという感じですね。
もちろんいつもどおり男女問わず裸の多い漫画です(笑)。
それにしてもこの人の描く男の裸はバキの様なマッチョズムやや○い系のナルシズムとも違った不思議な色気がありますな。ウホッ。
緊迫感を前面に押し出した殺陣はむげにんとは違うベクトルで時代劇漫画の中で一つの頂点を極めています。
チャンバラ嫌いでなければ読んどけって事で。

と言う訳で最近読んでる時代劇漫画でした。年末正月のTVがつまんない時期にでも読んでみてください。



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2005/12/06

総理大臣は14歳

本日は模型ネタはお休みです。だって作業進まないし。

最近凝ってるライトノベル、「総理大臣のえる!」
14歳の女子中学生(問題児)が悪魔のチカラで総理大臣になり、ある時は日本壊滅を狙う外敵と、またある時は国家予算を食いつぶす族議員と、またまたある時は恋のライバルと国家間戦争などなどやらかしてしまおうと言うこれまでありそうで無かった政治?ライトノベル。ラブコメ+萌え+政治が丁度良いバランスで入っていて、読んでて疲れません。
自衛隊を私物化したり核兵器を個人で所有(個人所有なので非核三原則には抵触しないそーだ)したりと破天荒な内容が個人的にツボにはまりました。
現在8巻まで出ていますが、最新刊では宿敵とかいて友と読むに相応しい14歳の合衆国大統領ノアが登場して話は更にワケワカラン方向に・・・。
レジ持って行くのはチョト恥ずかしい本ですが、面白さは保障しますよ!
ちなみに自分はさくら先生が好きです。(笑)



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2005/11/01

【ブランド至上】脱オタクファッションガイド【衣の暴力】




まずは昔話から。
ワタクシ恥ずかしながら、オタルックから擬態化を推し進める途上で、この本の作者久世氏のサイトに多少お世話になった記憶があります。何せ当時手持ちの服はチェックのネルシャツにルーズなジーンズ、手持ちの靴は値段こそ張るものの街を歩くのにはどうよというアウトドア系ブーツばかりと来たもんです。当然背中には迷彩ガラのリュック、冬のアウターはロングのダッフルコートとくらぁ。
そうですね、絵に描いた様なオタルックです。
でまぁ、諸般の事情から擬態を目指した訳なんですが、服に関する知識なんて絶無です。服屋といえばユニクロかマックハウスしか思いつかない有様ですし、周りの皆さんも似たり寄ったりの人達ばかりなんで相談相手もいない。

ネトで検索してこの人のサイトを見つけたという次第。

前フリが長くなりましたが、とうとう久世氏、本を出しました。もともと厨房的というか、やや痛いキャラをお持ちの久世氏でしたが、この本でもその痛さは健在です。
得にブランド至上主義、値段で全てが決まるという論調は、服に小遣いの全てを投入できる人ならともかくも、そこそこオサレしつつオタグッズもちゃんと押さえたいという人には正直厳しいですね。
一例ではTシャツ一着3000円~6000円、コート一着30000円~60000円など。コートはまぁ普通に買うと30000円程度するものなので良しとして、6000円のTシャツってアンタ・・・このプチブルめが。
久世氏の意見はある意味極論なのであんまり真に受けると貧乏しますが、これはヤバイよオタルック的に悪い見本、ヤバイブランド等を解説してくれているのは非常に参考になります。
あれこれブランド名覚えるよりも、「これは止めとけ」というものを提示してくれる方が初心者にはずっとわかり易いですからね。
ちなみに私見ですが、久世氏のブランド至上主義も、初心者には良いと思うんですよ。なんせ何が良くて何が悪いかも分からない状態からのスタートですから、最初に「良いもの」を知っておけば、そこから予算に応じたチョイスが出来るようになりますからね。安価な服でも探せば結構カタチの良いものもあるんですが(縫製には期待しない方がいいけど)、大半はオタルックスレスレのものばかりですから、しっかりとした基準を持ってからでないと玉石混合から玉を拾い出すのは至難の業です。

更にこの本では初めての脱オタを漫画で紹介してくれています。オタ主人公を優しい幼馴染みが色々コーディネートしてくれるという妄想度MAX漫画ですが、むしろ我々の世界の住人には馴染みやすいのも確かです。
本も1200円と比較的安価なので、手引書としてんでみる価値は充分です。



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2005/10/16

あふがにすタン

本日書店でこんなの見つけました。







うおおおおおパンチ力強ええええ。
買いますた。(゚∀゚)

内容は見開き片面が漫画で、もう片面がアフガニスタンの歴史解説になってます。
やべえよぱきすタン萌え萌えだよ!
おそらく、いや鉄板でびんちょうタンのインスパイヤぽいですが、ぱきすタンがカワイイので文部省が許さなくても自分は許します。
日本はどっちかと言うとインド寄りのせいか、パキスタンというと核開発だのもと軍事政権だのとあんまり良いイメージが無い上に、インドの兵器はアグニミサイルとかヴィジャンタ戦車とか何気にカコイイ名前なのに対してパキスタンのはガウリミサイルとかアル・ハリド戦車とか何気に悪っぽい名前なんで更にイメージがアレなんですが、米中両大国に覚えよろしく、国連平和維持活動にも積極的に参加したりと意外と良い子なんですよパキスタン。
劇中でもジャイアン系キャラながら実は優しい娘というポジションで登場しますぱきすタン。
ちくタン?

いろいろネトで調べたら、元々はwebコミックだそうで、オリジナル版はここで読めます。
もっとも、単行本にはweb版には登場しないもと引き篭り巫女のひのもとタンが登場するので、全部一緒と言う訳ではありませんが。
おおおおおおぱきすタンが単独作品になってるyp(;´Д`)ハァハァ
先に出版された某webコミックは、主人公サイド以外醜悪な顔に描いたりして印象操作のバイアスがムンムンでしたが、こっちはめりけんやろしあんもカワイイ(・∀・) 。

何か猛烈にカレーが喰いたくなった。


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2005/10/01

今更ながら

漫画、嫌韓流を読んでみた。

元々はWeb上で公開されていた漫画を編集して出版したものなので内容は既にある程度知ってましたが、久しぶりに読むとなかなか新鮮でしたよ。
とりあえずまだ未読の人向けに感想をつらつらと。
何と言っても主人公操君の髪型が素晴らしいです。21世紀になってから書かれた作品なのに80年代ジャニーズ系アイドルの髪型です。作者の人の年齢が何となく気になりますね。
同様にヒロインも服装髪型ともに何か時代を感じるものがありますね。と言うか、うら若い女の子が極東アジアの歴史ディベートで熱弁振るったら、自分なんかはドン引きです(笑)。
更に主人公の友達はやっぱり80年代、デビュー間もない頃のバクチクヘアーです。時代毎の風俗文化に無頓着な人が描いた感じは伝わってきますが、何にも増してキャラクター設定に無理がある悪寒。
(´-`).。oO(エロゲのヒロインも白のワンピに麦わら帽子とか、80年代清純派アイドルみたいな恰好偶に見かけるけど、この手の人達は何か80年代に思い入れがあるのかなぁ・・・)

述べられている事は基本的に資料を元にした正論です。ただ小林よしのりが絶頂期に描いていた内容とかなりだぶるので特に目新しい感じはありません。
朝鮮の人やプロ市民の人をやたら醜悪に描く手口も小林風で、どことなく焼き直し感が強いですね。とりあえずあのエラ張りでニダニダ言ってる絵をみて何も思わない人はきっとアメコミの出っ歯でメガネで短足の変なお辞儀ばかりしている日本人を見ても文句は言わないんでしょう。つーか文句言う資格ないです。
醜悪な絵や、主人公のお爺さんのエピソードなど扇情的な演出はあざとい気がしました。
せっかくの正論があの絵でぶち壊し。実に勿体無い話です。

加えて、やたらネットを持ち上げるのは鼻に付きますね。
「マスコミは嘘まみれ、真実に気付いているのは一部のネット掲示板(ぶっちゃけ壷)ユーザーだけ。愚かな一般大衆は朝日や毎日の反日報道に洗脳されている!」(意訳)
レコンキスタの闘士を気取るのは勝手ですが、「ボクタチだけが知っているこの世界の真理」的空気がどうにもこうにも馴染めません。本気で朝日に洗脳されているならとっくに日本は共産化されていますよ。そもそも朝日の部数は減り続けているわけで、何かがおかしいことは大半の人は気付いているものです。
本編に「ネットを使える人と使えない人との間で情報格差が広がりつつある」という様な注釈がありましたが、そのネットにおいても、自分で研究されている方もおられますが件の掲示板では小林よしのりの著作や週刊誌の記事など非ネット媒体を情報源にしたと思われる引用が目立ちます。情報源の優劣云々と言った問題に矮小化されると心外なので明記しておきますが、媒体の規模と信頼性は別のものです。大手だから信用できるなんて微塵も思っていません。
もちろん、メインターゲットが壷ユーザーだけに彼らが読んでカタルシスを感じるような内容にする一種の販売戦略だと好意的に取っておきましょう。

とりあえず、未読で興味ある人はまず壷のハン板を覗いて、そこの毛沢東主義的レッテル貼りと罵倒の嵐を体験してから、その部分を差し引いて読むことをお薦めします。重ねて言いますが内容自体はまったくの正論で、特に竹島問題の根深い所などかなり勉強になる部分が多いです。

追記/実は自分も4~5年前からの壷ユーザーでして、一時期強烈に影響を受けていましたが、ここ1~2年急に自分の中で何かが醒めたというか、ある程度距離をおいて壷を見るようになりました。



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2005/08/01

夏らしいというか

いやあ暑いですねぇ。このエアコン入れるほどでもないけど、でもやっぱり暑いやという微妙な暑さ、たまりません。

模型屋に塗料を買いに行ったついでに本屋に寄ると出ていましたよ、ワイルダネス4巻。
wild4





ブラックラグーンも出ていましたが、アレは自分の中で優先順位が低いのでそのうちブコフででも買います。
さて、4巻ですが、3巻までの痛快アクションから一変して夏向けにサイコスリラー系になってきましたよ。
前巻で自ら手にかけたメキシカンキラーズの亡霊に悩まされ、自分を見失いかける恵那。
かつて殺したブッチの亡霊を背負い続ける芹間。
夜の廃レストランを舞台に疑心暗鬼に駆られ、互いに銃口を突きつけあう二人。
そしてそんな二人の前に立ちはだかる何か怪しいものを引き連れた新たなる殺し屋スミス。おそらく恵那と芹間の話はスミスの異常性を描くための伏線な悪寒です。
しかし、今巻で一番怖いのはキレ気味の堀田のおっさんかも知れない。(笑)
芹間を本気で撃ってるし。
とりあえず見所はP79の怒りモード堀田、P91の名も無きメキシカン幼女(笑)、P113の不貞腐れブッチ(亡霊)ですね。

それにしても伊藤氏、作風がどんどん変わっていくなぁ。

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2005/06/20

愛と死と、憎悪が渦巻くメカニカルタウン

模型ネタが続いていたので一服入れますよ。 (´ー`)y─┛~~

最近自分の中で熱烈マイブームになっているのは70年代後半~80年代極初頭。
スカパーのファミ劇にて絶賛大好評放送中の「特捜最前線」や「Gメン'75」に骨の隋までシビレてしまったのが事の発端です。丹波哲郎と大滝秀治にシビレまくった訳ではないと思いますヨ。・・・多分。

70年代の中ごろに生まれた自分にとっては知っているようで知らない時代、60年代は歴史の一ページとしか思えませんが70年代というと記憶の引き出しの中にごくごく断片的な情報が残っていて、思い出そうとしてもその断片が中々見つからず脳髄がむずむずする微妙な時代なんですね。

最近は当時の大衆小説読むのが楽しくて仕方がないデース。
普遍的な文学と違って大衆小説は書かれた当時の時代背景や文化風俗を強く反映している為、当時のムードに浸るのには最適なんですよ。オマケにこの時代の本は大抵古本屋でも3冊100円とかで投売り状態なので気軽に買えるのもポイントですねええ。
特に深く考えずに読める痛快活劇系は現代のそれと比べて牧歌的というか、あまり殺伐としてなくて読後がすごく爽やかで、早撃ちとか抜き撃ちとか西部劇的ガンプレイと時代がかったヤクザもののミックスが壮烈に新鮮です。
三四郎シリーズなんか特にいいですねぇ。

また当時物を買い込んできましたヨ。

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最新ベストセラーに背を向けてこんなのばっか読んでるわけですよ。 (゚Д゚)y─┛~~

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2005/05/27

待ちに待った核戦争

本日二本立てですよ。

模型屋に逝った帰りに本屋で「ジオブリーダーズ」の11巻と大石英司センセの「沖ノ鳥島爆破指令」を買って帰りました。
geo11

鳥島はまだ未読ですが、前作で出番のなかった特殊部隊サイレント・コアが大活躍するようですねぇ。
ジオブリは・・・タイトルロゴも変りましたが作風も何か変った気が。
ワイルダネスに引っ張られた感じで、静動のメリハリが強くなった感じでしょうか。
ワタクシの大好きな梅崎姉さん(左下白いスーツのお姉さん)の出番はあまりありませんでしたが、替わりに厚生省の特殊部隊ハウンドがかつてない大活躍を見せてくれます。って今日買ったの二冊とも特殊部隊だなぁ。別にねらっちゃあいませんでしたが。
とりあえず第一部は山場っぽいですねぇ。神楽と厚生省の闇の関係が浮かび上がり始めましたし、謎の化け猫まで登場して大波乱。
田波君と成沢嬢のフラグもより強化されて、例の伏線がそろそろ生かされそうな悪寒。
あの主任もなかなかヤル人だったり、見所満載でゴザイマス。


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2005/05/20

本日の愛読書

ブコフで吉原蛍珠天神という本を買ってきました。
SF作家山田正紀氏の異色時代劇小説で、収録は表題作「吉原蛍珠天神」「あやかし」「辛うござる」の3篇。
えーここのところアメリカを舞台にした探偵&警察小説ばかり読んでいたので、こういう純和風モノがとても新鮮です。作者はSF時代劇とか銘打っていますが、SF要素はほとんどありません。妖怪退治もの、必殺仕事人調、人情もの(?)といった感じでゴザイマス。
ちなみにどうも入手困難な本らしいですが、面白いので見つけたら即ゲトしましょう。

吉原蛍珠天神は長編で、後の2本は短編ですがこの短編がまたなんともいい味しています。特に朝鮮出兵の折に覚えたキムチ作りに全てを投げ打って没頭するお侍さんと、そんな彼を取り巻く人々の悲喜こもごもを描いた「辛うござる」はチャンバラシーン少なめで一見地味ながら読み返すとじわじわ味が出てくる佳作ですよ。
藤沢周平へのパロディーを含んだリスペクトみたいな。ラストはやるせなさ爆発ですが、でもどこか明るい雰囲気が清清しいです。

もう一つ買ったのが河出文庫の「メディチ家の人々」と「メディチ家の滅亡」。フィレンツェに栄えたルネサンス文化の立役者にして常に暗い陰謀が付き纏った一族の評伝本でゴザイマス。
ええ、仕事関係の文献(どんな仕事かはナイショ)に度々名前が出て来る一族でして、前々から関心がありましたので、薀蓄ぶつためにも知っておいた方がいいかなーという他愛の無い動機で買いましたとも。
直接仕事に関係はしませんが。
しかしイタ公の名前は喧嘩売ってんのかゴルァという位発音しにくいのだが。('A‘)


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2005/05/09

最近の読書傾向

本日某友人に電話で「模型の話ばかりに偏ってねーか」と御クレームを頂戴いたしました。
そうですにぃ、偏って来てますny。
最近はこれといって欲しいゲームもあんまりないし(MOHヨーロッパ強襲は欲しい)、元々好きだったプラーモにブログモデラー様からインスピレーションを頂いて激しく炎上中というのが実情だったりします。
最近給料の○割は服と模型に消えていたりしますよ。

で、他の趣味といえばですにぃ、読書ですかny。
以前は戦記ものや怪しげな火葬戦記ばかり読んでいましたが、最近はミステリーも読み始めましたよ。
たーだーしー、海外もの限定です。もともと理数科系壊滅で、経済学部系卒の文系頭の私には理詰めで謎を解いてゆく国内の所謂「本格」ミステリーは肌に合いません。むしろ常に怒りの炎を身に纏い、怪しい奴は締め上げて、殴り殴られ撃ち撃たれ、キメは正義の.45cal。そんな熱いマイク・ハマー的な小説が好みですよスピレイン先生。要するにハードボイルドですね。
もっとも、スピレインは正統派ハードボイルドではないとの声もあるそうですが、ワタクシにとってはマイク・ハマーこそ理想の男性像なんで世間の声なんかキコエナイ。
正統派の呼び声も高いチャンドラーのフィリップ・マーロウはワタクシにはやや気障な男に感じます。

で、マイクの次に好きなのはロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズですか。
我侭で嫌味で料理好きで貯金の無い素敵なボストンの私立探偵でございますよ。人間性はアレなくせに頼もしい仲間がいたりと従来の固ゆでさんとは一味違います。
ええ、とりあえず「ポットショットの銃弾」は必読ですねぃ。

んで最近読み始めようと思って集めているのがエド・マクベインの87分署シリーズです。実に五十年近く続いている長寿シリーズでして、日本では舞台を日本に置き換えたテレビドラマ「わが街」が不定期に放送されていたりします。警察小説の元祖とも言える作品ですよ。

そんでもってモデラーが読むととにかく危険なのに、ついつい手が出てしまうのがデイル・ブラウンの航空冒険小説シリーズです。現在「ロシアの核」という作品を読んでいる所ですが、とにもかくにも細かい航空機の描写が多くて、それはまるでS・ハンター作品に於ける銃に関する描写並だったりします。そんな状態なので当然主人公の乗っている機体(当作品ではF-111。他にもMiG23とかSu-17とかTu-22とかトーネードが出てきます。可変翼祭り?!)のプラモが欲しくて仕方なくなるわけですな。はーい、あちこち探し回ってアードヴァークのプラモ買ってきましたぁ。最近は店頭であまり見かけないのでリサイクルショップでゲト。
・・・・・・・あれ、一周して元に戻ってしまった悪寒。

んで最後にシメはHPラヴクラフトと愉快な仲間達によるクトゥルー神話連作。ご存知元祖ホラーですが、あんまり怖くないです。
ラヴクラフトの粘着性溢れる描写技法の方が別の意味で怖いです。
ワタクシは明快で破天荒なオーガスト・ダーレスの作風の方が好きでして、「永劫の探求」なんか何度も読み返しましたよぉ。クトゥルフを核攻撃するなんて最高じゃありませんか。あと作者忘れましたが「墳墓の怪」もなかなか良かったデス。

みなさんも眠れない夜に一冊ドーデスカ?と無理やり締めてみる。

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2005/04/26

26日の悲劇

ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!

ジオブリーダーズ11巻発売延期だyp
きっと恒例の描きなおしの嵐なんですよねっ?そうですよね伊藤センセイ!

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < たくさん描き直してくれなきゃヤダヤダ!
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ジタバタ

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2005/04/24

コミック版皇国の守護者

皇国の守護者が漫画化されるという話は聞いていましたが、ジャンプ系雑誌ということで全く期待していませんでした。どうせツンツンヘアーの美形新城がとことん醜悪な顔の帝国将官や皇国宮様を相手にキングオブファイターズ的なキメポーズばっちりアクションを展開し、勇気と努力と愛と正義の力で死人も生き返り、人気が落ちてきたらお約束の天下一武道会が何の脈絡もなく始まる。とことん原作無視&編集者の意向のみで展開が決定される、そんなどうしようもない残骸になるだろうと予想していたんですが・・・本日本屋で見かけたコミック一巻は表紙からしてジャンプ系らしくありません。
なんとなく興味を惹かれて購入。
帰宅後早速読んでみる。
むはぁー、ものすごくジャンプらしくねー。
絵の系統的には集英社じゃなく小学館ぽいし、内容もそんな感じ。新城が原作のイメージより情けなげな顔ですが、独特の微妙に胡散臭いムードは上手く出せていますよ。
いろんな意味で原作とは少し違いますが、それが(今のところ)破綻無く纏められていてこれはうれしい誤算。
どうした集英社。拾い食いでもして腹壊して高熱に魘されたのか?
このまま魘されていていて欲しいものです。
新城が手からかめはめ波を撃つ漫画にはなって欲しくないので。

面白いです。原作と読み比べると更に面白いです。はい。

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2005/04/22

NVAめ本気だぞ

「狩りのとき」上巻読了。もう最高ですね。S・ハンター氏の著作は「真夜中のデッドリミット」しか読んだこと無かったのですが、この「狩りのとき」もひたすらテンション高く進行しますよ。
そんで、この「狩りのとき」はボブ・リー・スワガーシリーズの完結編だそうで、舞台は現代ではなくNAM戦当時に戻ります。(もっとも、他のボブシリーズはまだ未読なんですが。)
訳ありでNAM送りになった熱血青年とボブがスナイパーチームを組んで、NVA大隊と交戦、その中で強敵ロシア人スナイパー、ソララトフの出現までが上巻の粗筋。下巻ではNAMでのソララトフとの対決、そして因縁を引きずったまま時代は流れ、現代での最終決戦との事。スナイパー同士の戦いというのは実に燃えますな。
更には困った事にこの本のせいでNAM戦モードに火がついてしまい、ベトナム迷彩萌えになってしまっています。頭の中でラインバッカーⅡ作戦が発動しているようです。

さて、ハンター氏の本はまだ「ブラックライト」「極大射程」「クルドの暗殺者」「さらばカタロニア戦線」「魔弾」が積まれたまま読まれる日を待っております。積むの好きだな<漏れ

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2005/04/12

ゾンビ―ユニット

本日ようやっとロウマンS入手。

書き下ろしの入江の正体・・・あれでいいのかな?何だか「綾金観光協会」でネタとして語られていたまんまですねぇ。
あそこは伊藤氏本人もよく出没されている場所ですので、フアンの要望に答えたというところでしょうか。
でも確かに良く見ると大蔵省所属の入江と厚生省の入江とは髪型だけでなく顔も違いますね。
大蔵省の入江はいい人っぽい顔してます。
入江省三というのは人名ではなかったと。
郵政省の新人入江?は顔が隠れていますが、服がどこかで見たような感じなんですが。
昔入江がスカウトした現在死にかけている彼でしょうか。
後もう一本追加の作品は過去同人誌向けに書かれた作品です。(多分)明治時代にも入江は存在したようです。
なんで明治なのにP220持っているかは謎。

後初めて知った事実ですが、二挺トカレフの吉岡は、ワイルダネスのヘッケル&ジャッケルの片割れに転生していた模様。これは気がつきませんでした。
とりあえず新キャラ岸本嬢の今後の活躍に期待します。


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2005/04/02

還ってきた最凶公務員


LAWMAN Sジェッツコミックス

おお、いつのまにかこんなものが発売になっていますよ。

私もついさっき「化け猫BBS」にて知りました。買わねば。
表紙を見ると、二丁トカレフの吉岡や橘警部補、蕎麦屋の梨果さんなどが出ているので、基本的には絶版だった「LAWMAN」の再販ぽいですが(吉岡なんか40mm喰らって昇天しましたしねぇ・・・合掌)新作書き下ろしが追加されているとのことで、それだけで買いですよ?
表紙の入江がジオブリ版の陰険な感じになっていますね。やはり入江はこうでないと。
ジオブリも今月新刊が出ますので、伊藤明弘フアンにはうれしい月です。

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2005/03/23

ボギーですよ!ボギー

ハードボイルド度診断によるとへんくつさんはフィリップ・マーロウだそうですよ。

以下診断結果引用。

方は少々度の過ぎたハードボイルド者。
自分を厳しく律する一方、
他人のミスを許す事が出来ないため、
敵を多く作ってしまうタイプです。
一見クールで感情を表に出さない貴方は
実は虚勢の鎧で身を固めた
人一倍寂しがり屋で傷つき易い人間のはず。
妙にプライドが高く、人間関係においては
常に優位に立っていないと安心できない
という神経質な一面も持っており、
時に執拗な攻撃性を発揮してしまいます。
典型的な「商売に向かないタイプ」といえるでしょう。

わはは、かなり当たってる。というか2行目以下怖いほど的中してますよ。
残念ながら敬愛する燃える男マイク・ハマーには及びませんでした。
まぁ、ハマーのレベルになると社会不適格者の世界な悪寒がしますけど。

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2005/03/22

二丁拳銃再び

本日はお休みですが、雨が降っているので大人しく読書をしておりますよ。

本はスティーブン・キングの「暗黒の塔」シリーズ。現在4巻まで出ております。
へんくつさん的にはキングの本は売れているので敬遠していたのですが、本屋で一巻の「ガンスリンガー」をぱらぱらと立ち読みしたところ、なかなか面白そうなので3巻まで纏め買いしました。
内容は異世界ファンタジーです。
黒衣の魔術師と、それを追う拳銃使い(ガンスリンガー)のお話。まだ一巻の真ん中程度までしか読んでいないので黒衣の魔術師とガンスリンガーの因縁、タイトルになっている暗黒の塔などの謎は一切明らかになっていませんが、翻訳者の文体と世界観が絶妙にマッチしているためぐいぐい物語世界に引き込まれますよ。

生き延びるためには相手が何者でも容赦なく撃ち倒すガンスリンガーが非常に(・∀・)カコイイ!!
当然二丁拳銃です。今や時代は二丁拳銃。それに加えて交差横撃ち。これ最強。
アマゾンの書評によると一巻はやや難解で、二巻以降はスピーディーな展開だそうですがへんくつさん的には充分面白く読んでいます。

アメリカンファンタジーというと筋肉男が大剣を振り回して怪物をばっさばっさ切り捨てるというステロタイプなイメージがありますが、これはどちらかというと西部劇的な世界観でしょうか。2巻は粗筋によると現代が舞台だそうですが。


話は変って、三ツ矢サイダーのCMで流れている曲、あれってGOING UNDER GROUNDですよね?公式発表なども一切ないようで、タイトルも不明ですがすごく(・∀・)イイネ!!
潮騒知っている人がいたら御教授キボン。


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2005/03/12

彼の行動を妨げてはならない

以前からずっと探していた伊藤明弘名義初期(?)の作品「LAWMAN」を入手しましたよ。

タイトルはコルト・ローマンにちなんでいるのでしょうか。ジオブリーダーズですっかり悪役っぷりが板についた感のある入江省三さんが主人公の漫画です。この人を手っ取り早く説明すると、パトレイバーの内海さんと黒崎さんのミックスという感じです。というかそのもの。

初登場時の入江氏は現在の様な独特の笑顔ではなく、意外と熱血ぽい表情も見せてくれたりしますよ。あんた誰よって感じですが。
とかくジオブリでは嫌な人っぷり全開の入江さんですが、出張先の北国ではお世話になった蕎麦屋さんのためにヤクザを相手に大活劇を演じたりと、実はいい人かも知れない一面も見せてくれます。
ちなみにその話に登場したヤクザはジオブリ3巻にも出てきたりしていますよ。

伊藤作品は松本零二並に登場人物が作品間をリンクしたりしている様ですが、後に続く作品の雛型になったようなキャラもいまして、例えば第二話に登場した人嫌いの刑事と、その相棒の女刑事。二人は元夫婦だったそうです。
元妻の刑事なんかは髪型や顔、咥え煙草など「ワイルダネス」のエノラの原型以外の何者でもありません。
もと旦那の方も、ワイルダネス2巻登場時の堀田っぽいですね。名前も「トシオ」ですし。
まさに伊藤明弘の深遠なる世界。

現在はどうか分かりませんが伊藤氏といえばアシスタントを雇わないので有名です。ベル☆スタアの3巻なんか全編を通して壮絶ガンアクションが展開されていましたが、あれなんかも一人で描いていたんですねぇ。
どの作品も一貫してアクションに徹底的にこだわったものばかりですし、まさに職人の世界。
漫画界の人間国宝ですよ。


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2005/03/06

亡国のローレライ

最近何かと話題の福井晴敏氏ですよ。

亡国のイージス、終戦のローレライ、あと新戦国自衛隊でしたっけ?3本連続映画祭りだそうですよ。
へんくつさんは某所の評判によると「軍事的考証がいまひとつ」と言う事らしいので未読ですよ。
軍事的考証なんてオタク臭ぇ事どーでもいいじゃんなんて声もありそうですが、軍事ネタを柱にした小説で考証が出来てないと言うのは拙いです。
料理をテーマにした物語でうどんと蕎麦の区別すら、淡口醤油と濃口醤油の使い分けすら分かっていない作品があったとして、それをもろ手挙げて絶賛する人はいないでしょう?そういうことです。
子供騙しの似非リアルは大嫌いですが、確信犯的お馬鹿は大好きなので、ミカドロイドくらいはっちゃけていてくれたら、それはそれでアリなんですけど。


で、福井晴敏氏の作品、一度も読んだ事が無いのかと言うと実はそうでもないのです。むかしこの人、∀ガンダムのノベライズ書いていた頃がありまして、その本は読みましたよ。へんくつさんはガンダムシリーズ中∀が一番好きなので、安易なキャラ萌えや蛇足なエピソードが入っていたら即窓から投げ捨てるつもりでいましたが、意外にも原作を尊重しつつ、作者なりの解釈などを違和感無く織り込んでいて楽しめました。ラストなんか原作とは全然違う終わり方になっていたんですけどねぇ。
原作が持つ独特の空気感の様なものも上手く再現していたように思えます。考えてみれば、無名時代に既に才能の片鱗は出ていたと言う事なんですね。

話題作なので敢えて忌避しているのも事実なのですが、多分夏以降にはブックオフの100円コーナーに大量に流れるのは確実ぽいので、そうなったら読んでみるつもりですよ。

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2005/02/10

史上最強のファンタジー再び

以前紹介したハリーポッターもびっくりの宇宙的ファンタジー漫画、ソラリウムには何と続編があるとの情報を得、捜索の結果見つけましたよ「スターダストエンジェル」。さてさて、背中に羽が生えたり、ダウンジャケットでも破ったが如く羽毛が背景に飛びまくる漫画に当たり無しとの俺法則があるわけですが、まずは読んでみないと何とも言えませんのでレッツ読書ですよ。

何でも舞台は前作より未来で、6話打ち切りじゃなくて読みきり、アクション重視とのこと。スターチャイルド(SC)が一体どんな存在だったのかけりをつけたくて書いたそうです。ニュータイプではなかったのでしょうか。

細かいストーリーには触れませんが、ある目的のためヒラヒラした魔法少女ばりの服を着た主人公は施設に潜入、6つの扉を守るガーディアンを倒しつつ最深部を目指します。死亡遊戯ですね。
最初の敵は特殊部隊の隊長だそうです。主人公の問いかけに、素直に所属氏名通り名まで喋ってます。
隊長がそんな有様なので特殊部隊の程度も知れますね。
アクションはいつもどおりまずキメポーズありきで描かれています。途中の動作が描かれていないのは、重力の小さい月面空間なので、動作のスピードが速くなって追いきれないのを表現しているからだと思われます。
こんな調子で進行してゆきますが、私は大きな勘違いをしていました。
SCをニュータイプなんて茶化したこと描きましたが大間違いでったのですよ。
とても申し訳ないことです。回線切って吊って(ry
なんと、SCは遺伝子工学の粋によって創造された新人類だったのです。そう、ニュータイプなどでは決して無かったのです。

                      コーディネーターだったのですよ。

最後の最後まで侮れない作品でした。知識の及ばないところは壮大なイマジネーションで補完し、理屈っぽくならないよう、特にとても若い世代が親しみやすいよう描かれたスーパーファンタジー、ご一読あれ。


そうそう、アルハザードだとかティンダロスだとか、そういう固有名詞を作中で軽々しく使っていますが、安っぽさに磨きがかかるだけなのでやめれ。白昼見えない獣に食われても知りませんよ?

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2005/01/25

情け無用ファイア

仕事帰りに立ち寄ったブクオフの100円コーナーで、小林源文氏の「士官候補生ハイト」なる漫画を買ってきました。
小林氏と言えば、ドイツものの戦争劇画ばかりというイメージがありますが、SFものも描いていたんですねぇ。
内容はいわゆるエイリアン系です。グロいシーンもあります。
ラスト辺りのエイリアンの正体云々は蛇足だったかも。ハリウッド調から、和製SF調になってしまってますね。

小林氏の戦争劇画で個人的最高峰に立つ作品は、「狼の砲声」だったりします。突撃砲に拘った作品で、主人公ハーゲンは毎回違った突撃砲に乗って登場し、宿敵のロシア戦車兵ゴロドクと戦うのですが、殺伐とした戦争ものなのにどこかコミカルな雰囲気が漂っていたりします。と言うのも、宿敵であるゴロドクも毎回新型の戦車に乗って登場し、こすっからい戦術でハーゲンを後一歩のところまで追い詰めるのですが、最後の最後で逆転撃破されて
「畜生、ハーゲンめおぼえてろ!」
みたいな捨て台詞とともに逃げてゆくパターンだからでしょう。
ドロンボー一味やバイキンマン的な役回りですね。
また、この作品のエピソードの中には、小林氏の他の作品の主人公達が総登場する回もあったりしてフアンサービスにも余念がありません。戦争ものは読んでいて鬱になったり、なにやら疑問を感じたりするものが多いですが、この作品は難しい話無しで楽しめます。
なお、今回「~ですよ」的な言い回しを使っていないのは、私が小林氏を漫画家として尊敬しているからであります。
たとえ酔っ払いのおっさんだとしても。

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2005/01/24

君は生き延びることが出来るか

今回取り上げるコミックは「ソラリウム」なのですよ。宇宙を目指す若者が主人公のSFです。
と言うと、プラネテスの二番煎じかと思われるかも知れませんが、決してそんな事はありません。
プラネテスには無い色々な設定が設けてあって、きっちり別物として仕上がっているのですよ。
まず、ソラリウムには宇宙で進化し、地球人より優れた能力を持つスペースチャイルドなる人類がいます。
決してニュータイプではありません。スペースチャイルドです。混同してはダメですよ?
スペースチャイルド(以下SC)は、過去過激派と一緒にコロ、じゃなくて宇宙ステーションを地球に落下させるテロルを行ったため、とても嫌われているのですよ。
そんなSCの主人公が、仲間とともに政府の圧政に苦しむ人々を救うべく、宇宙に独立国家を作ると言う壮大な物語なのですよ。
ほら、プラネテスとは全然違うでしょ?
しかし道は険しく、主人公の前には武装警察が立ちはだかります。こいつらは電磁防壁を纏い、レールガンの弾すら弾く強敵です。
大ピンチですが、実は弱点があって何故か昔の拳銃(現代の銃)だと電磁防壁を弾が突き抜けたりします。
しかもこの銃と言うのが見た目はベレッタですが、発砲してもブローバックも排莢もしませんし、弾が切れてもスライドストップがかからないので、私達の知っているベレッタとは違うパラレル・ベレッタの可能性があります。
だから電磁防壁も利かない訳ですね。
間違ってもマルイのエアガンだとか言っては駄目ですよ?
アクションシーンもまるでキングオブファイターズの様に見栄を切るキメポーズ満載で、大迫力です。
同人向けアニメ的描写がとっても斬新ですよ?
こんな、とても素敵なSFコミックです。ご一読あれ。


注※この文章中の"SF"とは"スペース・ファンタジー"の略です。

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